

不安定な世界経済の考察②追加関税と貿易摩擦
- お役立ちコラム

不安定な世界経済の考察②追加関税と貿易摩擦
こんにちは、加藤です。
前回に引き続き、
現在の世界情勢と投資環境についてお伝えします。
今回は、「追加関税と貿易摩擦」についてです。
2025年3月4日に、トランプ政権は
メキシコやカナダからの輸入品に25%の関税をかけ、
中国製品への関税を20%に引き上げると発表しました。
この発表を受け、
各国が関税を上げ合う「貿易摩擦」の拡大が予想されます。
世界経済の先行きへの不安が強まり、
地政学リスクがさらに高まっていくと考えられます。
地政学リスクが高まると、
投資家の不安が増大し、
株価や投資信託の基準価額などが短期的に下落しやすくなります。
このようなリスクは市場の乱高下を招く要因となりがちです。
長い目で見れば、
価格が下がったときは「安く買える」タイミングでもあります。
私自身も過去の経験から、
下落局面で慌てて“狼狽(ろうばい)売り”したり、
積み立てをやめたりして、
結果的に損をしたケースを多く見てきました。
最も重要なことは、
自分のリスク許容度や投資期間をあらかじめ設定し、
ブレない方針で投資を行うことです。
世界情勢の変化は投資に大きな影響を与えますが、
長期投資の視点を持つことで、混乱期を乗り越えやすくなります。
焦らず、常に最新の情報を確認しつつ、
自分に合った投資スタイルを続けることが、
将来の資産形成につながるでしょう。


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