この時期、誰もが気になる「ふるさと納税」
- お役立ちコラム
この時期、誰もが気になる「ふるさと納税」
こんにちは、加藤です。
私のようにお金のアドバイザーをやっていると、
この時期に「ふるさと納税はやった方がいいですか?」
という質問が私の耳にたくさん届くようになり、
「あー、今年も年末が近いんだな」と季節を感じます。
「ふるさと納税」とは一体どういう意味を持っているのか、
ご存じですか?
簡単にふるさと納税について説明すると・・
「2000円を負担し、
自分が応援したい地域に寄付をすることで住民税の一部が控除され、
その返礼品として応援した地域の特産品などを受け取ることができる」
というものです。
日本全体で納められる住民税は、
何も対策をしないままだと住民の多い都市に集中してしまいますが、
このふるさと納税の仕組みを活用することによって
地方自治体も税収が得られるようになります。
あなたはどう思いますか?
ふるさと納税はやった方がいいと思いますか?
私の答えは・・・
制度の意味を考えた上での判断が大切だと思います。
なぜなら、
ふるさと納税は超短期的なもので、
やってもやらなくても、
人生に大きなインパクトを与えるものではないからです。
ただし、
魅力的な返礼品が欲しいからという理由だけで
ふるさと納税をすることには疑問を感じます。
自治体は集めた住民税で住民の暮らしを豊かにする努力をしています。
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では
保育園や学童、公園、図書館など、様々なサービスを日常的に利用しているでしょうし、
65歳以上の方も、住んでいる地域の社会福祉や医療制度に
お世話になる機会が増えていきます。
ふるさと納税をする前に一度、
自分の住んでいる地域に税金を納める意義を考えてみましょう。
もちろん、ふるさと納税はご自身の出身地を応援することもできますし、
能登など、自然災害で被害を受けた地域を応援する良い機会でもあります。
返礼品はその応援に対する細やかなお礼なのです。
「ふるさと納税」という制度は、
地方の活性化を図るためのものであり、
「自分や家族がお世話になっている場所に税金を納める」
「自分が応援したい地域に支援を送る」
という意識を持つことが理想です。
ふるさと納税は、あくまでも短期的に
地方に貢献する、少し得をした気になれる返礼品を
楽しむものにすぎません。
私は皆さんに、
年末だからこそ考えてほしい
将来に向けた「節税」についてお伝えしたいことがあります。
ふるさと納税よりも何倍も人生にインパクトを与える内容です。
その内容については次回お伝えできればと思います。
次回もぜひお読みください。
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