その対策、間違ってますよ!相続でよくある落とし穴!
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その対策、間違ってますよ!相続でよくある落とし穴!
今回は、「相続」について、
実例を基に、深掘りしてお話ししたいと思います。
前回は、
両親亡き後、
サOエは長年住み慣れた家を手放さなければならなくなるかもしれない!
というお話をしました。
サOエの両親はとても家族想いです。
相続で仲の良い家族が揉めないために、
当然のように、ちゃんと相続対策を考えてた!と仮定します。
サOエには土地と建物を引き継いでもらおう。
長男と次女には、自分達が死んだら、
生命保険金を受け取って貰えばいいだろう。
そう思い、生命保険金の受け取りを長男と次女に設定していたとします。
めでたしめだし・・・となりそうですが、
ここが泥沼相続の原因なのです。
え?何がいけないの?と思いましたか?
この相続対策は絶対にやってはいけない対策の典型です!
なぜなら、この場合、
長男と次女には生命保険金だけでなく、
サOエが相続するであろう土地・建物に関しても
財産分与を請求する権利があるので、
サOエは生命保険金を受け取れないばかりか、
今の土地に住み続けるために、
長男と次女に分配する現金を数千万円ずつ用意する必要があります。
恐らく、サOエは土地を手放すしかないでしょう。
正しい対策は、
生命保険金の受取人を「サOエ」に設定することです。
「サOエ」が受け取った生命保険金を
長男と次女に分配することで、
サOエは家に住み続けることができ、
長男と次女も納得することができるでしょう。
残念ながら、良かれと思った故人の対策が、
家族の大きな悩みの種を作り、
最悪の場合、泥沼の裁判に発展してしまうケースが
後を絶ちません。
その時は突然やってきます。
誰かが亡くなることを想像するなんて
とても辛いです。
考えたくないことだと思います。
ですが、今日のこのブログをきっかけに、
ぜひ一度、ご自身のご家族に置き換えて考えてみてください。
きっと私がお力になれることがあります。
何か不安を抱えている方は、
お気軽にメッセージいただければと思います。
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