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いざという時の家族の協力体制について考える

  • お役立ちコラム
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いざという時の家族の協力体制について考える

前回は、親や兄弟との対話を強くお薦めする理由の1つ目として

「指定代理請求人」についてお伝えしました。

 

今回はは、親や兄弟との対話を強くお薦めする理由の2つ目、

「いざという時の家族の協力体制について考える」について

お伝えしたいと思います。

 

仮に、親が自分の介護のために保険に加入しており、

指定代理請求人を一番身近にいる長男に設定しているとします。

 

いざ親の介護が必要になり、保険金を請求。

無事、親の介護に必要なお金が長男の手元に届いた状態だとします。

 

長男の口座に振り込まれた介護資金が手元にはあるものの、

長男自身は日中働きに出ており、

介護のサポート自体は長男の嫁がほとんどを担当していて、

その他の兄弟は数ヶ月に一度顔を出している・・・

 

めでたしめでたし、と思われがちなこの状態ですが、

それぞれの心身の状態はあまりよくないことが多いのです。

 

長男は、自分の親の面倒を妻に任せっきりにしている後ろめたさがあり、

長男の嫁は、日々の家事や育児に加えて、

義理の親の介護で心身を削っている状態です。

 

遠方に住んでいる兄弟は数ヶ月に一度しか顔を出さないものの、

毎回の交通費や滞在費は馬鹿にならず、徐々に足が遠のきがちになります。

 

足が遠のきがちになった兄弟に対して、

長男はなぜ自分が、自分の家族だけが

介護に苦しまなければいけないのか?と思い始めます。

 

それぞれがストレスを抱え、

家庭内での喧嘩に繋がったり、兄弟姉妹の関係性が悪化することも

想像に難くありません。

 

このようなギスギスした関係は、誰も望んでいないのに、です。

最も望んでいないのは、介護を必要としている親御さんご本人ではないでしょうか。

 

自分が介護が必要になってしまったばっかりに、

子供たちやその家庭が壊れてしまうかもしれないなんて、

悲劇でしかありません。

 

ここで出番になるのが、「お金」であり、「保険」です。

 

お金があったらどうでしょうか?

 

・自治体や民間の介護サービスをうまく活用することによって、

介護する方の負担を大幅に減らすことができるでしょう。

・遠方の家族には、訪問費用として事前にいくらかまとまったお金を預けておき、

そのお金で交通費や滞在費をまかなうことができます。

家庭内のストレスや家庭間の軋轢を減らすことができるのです。

 

「お金」は大切です。

「お金」の話題をあやふやにしてはいけません。

 

親の介護は、できる限り親のお金でやりくりしましょう。

ご両親の資産をご存知ですか?

親が介護が必要になった場合、誰が面倒を見ますか?

介護の費用はどうしますか?

 

介護は家族のうち誰か一人がやるものではありません。

家族総出で協力し合えるのであれば、協力体制を構築することがベストです。

 

協力の仕方をぜひ一度、ご家族で話し合ってみてください。

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