2026.09.28「人間の深い眼力」×「AIの広い網羅性」
- お役立ちコラム

「人間の深い眼力」×「AIの広い網羅性」
こんにちは、加藤です。
前回は、
睡眠検査のデータをAIで横断解析した研究を例に、
「人間が得意な縦の思考(深掘り)」と
「AIが得意な横の思考(広大な網羅)」についてお話ししました。
人間が縦に深く掘り、AIが横に広く見渡して、最後に人間が判断する。
私はAIを積極的に活用するようになってから、
この組み合わせこそが、
これからの時代に大きな価値を生むのではないかと
感じるようになりました。
実は、この考え方は、
資産運用の世界でもまったく同じことが言えるのです。
私のように資産運用アドバイスを仕事としている人はもちろんのこと、
何かに投資をしている個人投資家さんにとって、
ひとつの有名企業のニュースを追いかけたり、
特定の個別銘柄を詳しく調べたりする作業はとても重要ですが、
自分一人の力では、
市場全体で起きている大きな変化を見落としてしまうことがあります。
世界中には以下のような膨大なデータが日々蓄積されています。
各国の経済データや金利の動き
世界中の企業の財務状況
過去の何十年分もの歴史的パターンや為替変動
これらは、
人間だけでは到底追いきれない「広大なデータ(横の視点)」です。
ここでAIを活用しない手はありません。
個人では処理しきれなかった膨大なデータを網羅・分析し、
これまでの自分の見方だけでは気づけなかった
「市場の異変」や「成長のヒント」を拾い出すことができるようになります。
ただし、AIが万能というわけではありません。
データの中から「新しい視点や組み合わせ(横)」を提示するのはAIの役割ですが、
それをどう解釈し、リスクを取って「投資する・しない」を決めるのは、
人間の強み(縦の深掘りと専門的判断)です。
「人間の深い眼力」×「AIの広い網羅性」
この両方を掛け合わせることで、
これまで見えていなかったリスクを回避し、
新しい投資のチャンスを見つけ出しやすくなります。
テクノロジーの発展を「敵」として恐れるのではなく、
賢い「相棒」として味方につけながら、
より確実な資産形成を目指していきましょう。
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