2026.08.29世界屈指の運用会社が実行している「長期で持ち続けるための努力」
- お役立ちコラム

世界屈指の運用会社が実行している「長期で持ち続けるための努力」
こんにちは、加藤です。
先月、東京に出向いた際に、
日頃から運用アドバイスをしている同業者向けの勉強会を開催しました。
今回は、世界でもトップクラスの運用実績と哲学を持つ2つの運用会社、
「キャピタル」と「コムジェスト」から講師の方をお招きしました。
<キャピタル・グループ(アメリカ)>
創業90年以上の歴史を持つ、世界最大級の資産運用会社。
徹底した調査と、
複数のファンドマネージャーがひとつのファンドを運用する独自の仕組みで、
長期的に安定した実績を誇ります。
<コムジェスト(フランス)>
「クオリティ成長株」への投資に特化した、フランスの精鋭集団。
流行に左右されず、
10年、20年先も利益を出し続けられる「本物の優良企業」だけを厳選して
投資するスタイルで知られています。
私は、資産運用のアドバイザーとして、
クライアントの皆様に正しい情報をお伝えするためには、
投資信託の最新レポートを読むだけでなく、
運用会社さんと直接対話することも重要だと考えています。
そのため、定期的に運用会社さんから直接話を伺う機会を作り、
運用会社が取り扱っている事例などについて
詳しく説明を受けるようにしています。
運用会社さん自身、
一般の個人投資家や、私たちのようなアドバイザーに
直接考えや想いを伝える機会は、多くないそうです。
運用会社さんもこのような機会を貴重なことだと捉えてくださって、
双方、実りの多い時間となりました。
運用会社さんには
「今の株価の変動をどう見ているのか?」
「投資先の企業の業績は健全か?」など、
アドバイザーの視点から気になっていることについて直接問いかけました。
運用会社さんからは、
「決して業績が悪くなっている企業には投資していない」
「目先のノイズではなく、企業の地力を見ている」という回答を得ることによって
確固たる信念を持って運用していることを確認することができます。
今回の大きな気づきとしては、
個人投資家にとっても難しい「長期保有」は、
「運用会社さんにとっても難しい」ということでした。
10年、20年という長期間にわたり、
企業の株を持ち続けるということには、
凄まじい「忍耐力」と「検証」が伴うのだそうです。
個人投資家が支払う信託報酬(手数料)は、
単なる管理してもらうための費用ではありません。
それは、10年、20年という長期間で利益を上げ続ける企業を見つけ、
10年、20年先もその企業が輝き続けているかを
執念深く調査し続けるためのコストなのです。
そして、運用会社が徹底している調査は、財務諸表の数字だけにとどまりません。
「経営者が変わっても、その企業の哲学は受け継がれているか?」
「現場の人間はどのような想いで働いているか?」
こうした数字に表れない「人的な情報」こそが、
長期的な成長の源泉であることを彼らは熟知しています。
「良い時も、悪い時も、確信を持って長期で持ち続ける」
このシンプルで最も難しいことを、
運用会社、私をはじめとするアドバイザー、そして個人投資家のあなたが、
共に、じっくりと腰を据えて歩んでいくことが求められています。
だからこそ、納得して、腹落ちしてから、投資・運用を始める必要があります。
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