2026.07.16豊かになるための投資で、資産が減ってしまったワンルームマンション投資事例
- お役立ちコラム

豊かになるための投資で、資産が減ってしまったワンルームマンション投資事例
こんにちは、加藤です。
前回は、長期的に経済と精神を安定させるためには、
計算で導き出された損得や理論よりも、
「自分の感情をいかに安定させるか」がより大切だというお話をしました。
今回は、まさにその「理屈」と「感情」の矛盾に苦しみ、
身動きが取れなくなってしまっていた、
ある相談者さんのエピソードをご紹介します。
その方は、
「なんだか、毎月お金が減っている気がするんです」と、
長らく抱えていたモヤモヤを胸に、私のところに相談に来られました。
詳しく話を伺うと、
7年前からワンルームマンションの投資をはじめ、
相談に来ていただいた時点で3軒を所有しており、
ローンの返済、管理費、修繕積立金といった支出が
家賃収入よりも上回っている状態でした。
毎月確実な「赤字」です。
一方で、毎年の確定申告の際には、
会社の給与所得と不動産所得の赤字を相殺することで、
毎年「所得税の還付」を受けていました。
赤字であることは認識しているものの、
年に一度税金が戻ってくることで
大きな損にはなっていないと思い込もうとしていたようです。
今は赤字だとしても、
20年間ローンを払い続け、70歳で完済する頃には
利益を確定できるはずと信じていました。
私は早速、
運用にまつわる数字をすべて洗い出し、現状を可視化しました。
その結果、還付金があったとしても、
トータルでは確実に資産が減り続けていることが分かりました。
豊かになるために始めた投資のはずなのに、
実はお金を失い続けていたのです。
70歳になるまで、
あと20年も、このモヤモヤを抱えたまま赤字の状況を続けるメリットは
どこにもありません。
予測不能な20年後の売却益をハラハラしながら過ごすよりも、
ハラハラやモヤモヤのない平穏な暮らしを取り戻すことの方が、
よっぽど価値がある。
私はそう思い、「手放しましょう!」と背中を押しました。
相談者さん自身も、心の底では「もう売ってしまいたい」と思っていたようで、
すぐ売却を決意し、現在売却手続きを進めているそうです。
もし、あなたが投資や資産運用を始めようと思っている、
あるいはすでに始めているのであれば、
株であれ不動産であれ、
以下の「3つのステップ」を忘れないでください。
①運用をスタートさせる前に、お金のプロと一緒にしっかり計画を立てること。
②運用を始めたら、ほったらかしにせず、定期的に資産の棚卸を行うこと。
③そして何より重要なのは、
一喜一憂するような浮き沈みの激しい方法ではなく、
自分の「感情が一番安定する方法」を選ぶこと。
今回の相談者さんのように「ローンを抱え、毎月減り続ける投資」ではなく、
「世の中の物価上昇に合わせ、資産をゆるやかに育てていく。」
これが、私が提唱している「運用は変動」という原則の真意です。
「なんだかモヤモヤするな」という心のザワつきは、
あなたの感情が発している大切なサインです。
一人で抱え込まずに、ぜひ相談してください!
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