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Netflixの成長と長期積立投資の共通点

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Netflixの成長と長期積立投資の共通点

こんにちは、加藤です。

 

2026年3月、皆さんは、

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)をご覧になりましたか?

 

ご記憶の通り、

今回は地上波テレビでは1試合も中継されず、

Netflixの独占配信でした。

 

Netflixが支払った放映権料は150億円規模と言われています。

前回大会では、民放が30億円で買っていたので、

今年は5倍という計算になります。

この金額を、広告収入で稼ぐ地上波テレビ局が出すのはまず無理です。

 

4月24日には、松本洋平文部科学大臣が、

「より多くの国民が大会を見られるよう配慮してほしい」と主催者側に書簡を送り、

文科省と総務省の合同で有識者会議を設置することになりました。

 

NHKの調査では、

スポーツファンの4割が「テレビ中継がないせいで盛り上がらなかった」

と答えたそうです。

 

このエピソードについては、世代によって、

まったく異なる感想を持ったのではないでしょうか。

 

これは、単なるスポーツ中継の話ではなく、

「コンテンツのお金の流れが、テレビからネット配信に移った」ということの

象徴的な出来事だと思っています。

 

ちなみに、6月から始まるサッカーのワールドカップは、

NHKが日本代表全試合を含む地上波34試合を生中継し、

NHK ONEでも同時・見逃し配信されます。

 

同じスポーツの世界大会でも、

WBCのNetflix独占とは扱いがまるで違います。

 

私自身、岐阜でテレビ無しの生活を始めてみて、

この変化を身をもって体感しているところです。

 

Netflixの株価は、過去10年で約10倍、

1株あたりの利益は約100倍になっています。

 

これは数字遊びではなく、

「世界中の人の余暇時間を握る」という強烈な競争優位を、

コツコツ積み上げてきた結果です。

 

私が普段からお話している長期積立投資も、

構造としては似ています。

 

短期の値動きや流行に振り回されず、

「この仕組みは長期で価値を生み続けるか」を見て、淡々と続ける。

 

NetflixがDVDを捨ててストリーミングに賭けたように、

過去の成功体験ではなく、これから何が価値を生むかを考え続ける。

 

地上波テレビで見るのが当たり前だった野球の世界大会が、

ネット配信になる。

 

私のような者ですら、

引っ越しを機にテレビなし生活を始める。

 

こうした変化は、これからもっと加速していきます。

 

慌てる必要はありませんが、

投資や運用をして老後の資産を築こうとするのであれば、

「世の中のお金の流れが、どこからどこに移っているのか」を、

年に何度か眺めてみる習慣はおすすめです。

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イラスト:ブタ

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